デートや結婚式、学校のイベント、そんなものがなくても「明日までにどうしてもニキビを治したい!」ってときありますよね?
でも、ニキビを一日で完全に治すことはほぼ不可能。
だから、基本的には地道にニキビケアしていくことが大切ですが、どうしても早く治したい場合はこれから紹介する“無理やり治す裏ワザ的な方法”を試してみてください。
ただし、この方法は医学的な根拠なんてまったくないし、早くニキビが治る可能性もあるけど、その代わり赤みが残ったり、ニキビ跡になるかもしれません。
すぐに治す必要がない方、将来キレイな肌をキープしたい方、ターンオーバーが遅くなる20代後半~30代の方は絶対にやらないでください。
一日でも早くニキビを治す4つの方法
一週間、3日、できれば一日でニキビを治したいという場合は、「ニキビが1日で治った!」と言われるいくつかの方法を試してみましょう。
1.ニキビを潰して、オロナインやキズパワーパッドを使う
ニキビを潰したことがあるなら「ダメって言われてるけど潰してみたら、跡も残らずに治った!」という経験ありませんか?
ニキビは基本的に潰さずに治すほうが赤みが残ったり、ニキビ跡になりにくいですが、「どうしても早く治したい!」という場合は潰して治すという方法もあります。
ニキビの初期症状である白ニキビ(皮脂が詰まっている)や黄ニキビ(膿が溜まっている)ときに、コメドプッシャーなど専用道具を使って行ってください。
ただ、ニキビを潰すことを薦める医師は少ないので、自分でやるようにしましょう。
関連記事ニキビの芯を出して早く治す?潰すときに気を付けたい3つのこと
ニキビを潰したらオロナイン
ニキビを潰しただけだと赤みやニキビ跡になりやすいので、炎症や傷口を早く治すオロナインなど殺菌作用のあるものを使いましょう。
皮脂や膿が残っていると逆効果になるので、その点だけ注意。
オロナインは炎症した赤ニキビにも有効なので用意しておくと便利ですよ。
2.赤ニキビの場合は“テラ・コートリル軟膏+絆創膏”
市販で購入できる塗り薬で強力なのが「テラ・コートリル軟膏」。
一般のニキビ薬よりも強いステロイド薬で炎症を起こした赤ニキビを治すのにおすすめです。
ステロイドとは炎症やかゆみ、アトピーなどに効果のある即効性の高い成分なので、「1日で治った!」などの口コミや評判をよく見かけます。
そのテラ・コートリル軟膏をつけてから絆創膏をつける密閉療法をすることで普通に使うよりも早くニキビを治すことが可能です。
早く治したいときにおすすめの市販薬ではありますが、使うときは注意が必要です。
ステロイド薬は効果が強い反面、副作用が起こる可能性もあります。
・1週間以上の長期間使わない
・肌に擦りこむように使わない
・連日で使用しない
テラ・コートリル軟膏は市販薬なので、皮膚科でもらえる「リンデロンVG」より副作用のリスクは比較的低いですが、顔の皮膚はデリケートなので使い過ぎないように気をつけましょう。
3.大きくて硬いニキビは“たこの吸出し”で膿を出しきる
あまり知られていない方法ですが町田製薬から発売されている“たこの吸出し”という医薬品でニキビの膿を取り出して治す方法。
ニキビを潰して膿や芯を出す方法と同じような治し方で、潰す代わりに“たこの吸出し”に含まれる硫酸銅とサリチル酸という成分でニキビの口を開いて膿を出します。
②ヘラでガーゼに適量を広げずに塗る。(硬いときは温め、直接肌につけない)
③それを患部の中心につけ、サージカルテープや絆創膏でずれないようとめる。
④膿が出始めたらガーゼを数回に分けて交換し、膿が完全に出切るまで続ける。
濃い緑色の薬で人によっては肌に色素沈着して、逆に目立ってしまう可能性もある方法です。
4.皮膚科でもらう強い塗り薬を利用する
「ニキビくらいで皮膚科に行く必要なんてない!」って思う方もいますが、酷いニキビの場合は医師のアドバイスやニキビ薬をもらうために診察してもらいましょう。
よく処方されるディフェリンゲルは初期の小さなニキビから炎症した赤いニキビまで幅広く使える塗り薬で、多くの皮膚科がこの薬を処方してくれるはずです。
皮膚科の薬は市販薬よりも強く、副作用で肌の乾燥や赤くなったり皮膚が剥がれることもあるので、乾燥対策で化粧水で保湿することようにしましょう。
早くニキビを治すために一緒にやっておきたいこと
「一日でも早くニキビを治す4つの方法」にプラスして、以下のことも意識しましょう。
ニキビや肌荒れ用のビタミン剤やサプリを飲む
ニキビを治すにはビタミン剤やサプリメントを利用するよりも食生活を見直した方がいいのですが、「1日で治したい!」「出来るだけ早く治したい!」場合は利用してみてください。
特に普段、野菜や果物を食べれてない、食事に気を遣えていない方におすすめ。
チョコラBBやハイチオールBなら薬局ですぐに購入できますね。
一時的に治すのではなく、継続的にニキビができないようになりたいなら「きらりのおめぐ実」といったニキビケア用のサプリを利用するのもいいと思います。
洗顔方法を見直す
ニキビを治すときに洗顔ばかり頑張って、5分以上洗顔したり、肌をこするように洗ったりする方がいますが、そういった洗顔方法は逆効果。
肌を傷つけて敏感肌になったり、皮脂の取り過ぎで逆にテカテカな脂性肌やインナードライ肌になる可能性があります。
正しい洗顔方法を知らなかったり、上記のような間違った洗顔方法を行っているなら、正しい洗顔方法を身に付けることでニキビを悪化させずに済みますよ。
関連記事思春期ニキビに効く洗顔料ランキングTOP8!中高生のテカリ肌に◎
こちらで詳しく説明しているので、時間があるときに読んでください。
しっかりと睡眠時間を取ること
睡眠不足や寝る時間が決まっていない不規則な生活もニキビを治りにくくする原因。
人の体は寝ているときに修復されるので、睡眠時間が短いと肌の生まれ変わりが遅くなり、古い角質が溜まってニキビが治りにくくなるだけでなく、できやすくなってしまうのです。
夜更かしをせず、最低でも6時間以上寝ることを意識してください。
睡眠時間を確保するだけでも十分ですが、肌の回復力を上げて早くニキビを治すために質の高い睡眠にもこだわってみましょう。
関連記事ニキビを治すために実践したい!質のよい睡眠を取る方法
ニキビを触らない、いじらない
ニキビがあると気になって知らないうちに触ってしまったり、それに気づいても触るのを止められないときってありますよね?
でも、ニキビは外部刺激や雑菌によってアクネ菌が増えて悪化しやすい敏感な状態。
手は色々なものを掴んだり触ったりするので雑菌が多く存在するので極力触らないようにし、おでこにできているなら髪が触れないように意識しましょう。
どうしても治らない場合は“隠す”
「一日でニキビを治したい!」と思っても、そんな都合よく治ることは滅多にありません。
もし、明日や明後日に大事な用事があるならコンシーラーやメイクで隠すのも一つの手です。
“ニキビを治す”ためにはコンシーラーを使うのは本当は良くないので控えた方がいいんですが、1日くらいなら大事な日のために徹底的に隠してしまいましょう。
ニキビを隠すメイク動画があったので、参考にしてみてください。
肌よりもワントーン暗く、赤みを目立たせない黄色の強いコンシーラーがおすすめ。
中学生や男性の場合、メイクすることはほぼないと思うので、どうしても隠したい場合は絆創膏やマスクで隠すようにしましょう。
まとめ
ここで紹介した「一日でも早くニキビを治す4つの方法」はどうしても早く治したいときの最終手段なので、ニキビを悪化させてまで早く治す必要がない方はやらないでください。
どうしても早く治したいときにだけ試してみてくださいね。
- ニキビを潰して、オロナインやキズパワーパッドを使う
- 赤ニキビの場合は“テラ・コートリル軟膏”
- 大きくて硬いニキビは“たこの吸出し”で膿を出しきる
- 皮膚科でもらう強い塗り薬を利用する
これらの方法は早くニキビが治る可能性もありますが、一時的な対処法なので普段の生活が変わらなければニキビを繰り返してしまいます。
無理やり治してデコボコな肌になることを避けて、ツルンとキレイな肌になりたいなら、化粧水や食生活なども気をつけてくださいね。
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以上、ニキビを一日で治す裏ワザ的な方法になります。
最後までお読みいただきありがとうございます。