ニキビにも種類があるのは知ってるけど、「自分のニキビは何ニキビなのか?」
文章を読んだだけだと、白ニキビと黄ニキビの違いも分かりにくいし、どのくらい炎症していると赤ニキビって呼ばれるのかも分からないですよね。
そうならないために、こちらではニキビの種類を画像付きでわかりやすく紹介します。
画像と写真を見るだけで、あなたのニキビの種類をパッと知ることができるので、原因や悪化していく過程と共に知っておいてください。
そうすれば、あなたに合ったケアをしていくことができますよ。
ニキビが悪化していく過程
あなたも気づいていると思いますが、ニキビにも悪化する順番があります。
通常だと「白ニキビ→(黒ニキビ)→赤ニキビ→黄ニキビ→ニキビ跡(赤み・クレーター)」の順に悪化していきます。
これから画像付きで紹介していくので、赤ニキビや黄ニキビまで悪化してることに気づいたら、ニキビ跡になる可能性があることを覚えておきましょう。
ニキビの種類と原因を画像付きで解説
では、初期の白ニキビから順番に特徴と原因について解説します。
白ニキビの特徴と原因
白ニキビは画像のように、ポツポツと肌の表面が盛り上がってる見た目をしてます。
コメド・閉鎖面皰(へいさめんぽう)とも呼ばれてて、古い角質や汚れが肌に溜まったせいで皮脂を排出できず、毛穴に皮脂が詰まったのが原因でできるニキビです。
睡眠不足やストレス、食生活の乱れや、洗顔料、シャンプーのすすぎ忘れが関係してきます。
睡眠をとって、ピーリングや毛穴ケアできる洗顔料で炎症を起こす前に治しましょう。
黒ニキビの特徴と原因
画像のように毛穴の一部がポツンと黒くなっているのが黒ニキビ。
開放面皰(かいほうめんぽう)とも呼ばれてて、毛穴が開いたまま皮脂や角栓が詰まって、酸化したのが原因で黒く見えているニキビになります。
黒ニキビは毛穴に収まりきらなくなった皮脂が毛穴を広げることで起きるニキビなので、思春期や男性など皮脂量が多い方によく見られますね。
ただ、白ニキビよりも目立つので速攻でどうにかしたいなら、芯を取るのもおすすめ。
小さい黒ニキビなら地道に洗顔料を使って治しましょう。
赤ニキビの特徴と原因
赤ニキビは画像のように赤くプクッと腫れている状態のニキビになります。
ニキビとその周りが炎症しているので痛みを感じる場合もありますね。
なぜ、こんな炎症を起こすのかというと、毛穴に詰まっていた皮脂や汚れをエサにするアクネ菌が増殖&元気になってしまったからです。
正直、白ニキビや黒ニキビでケアしてても、赤ニキビまで悪化することはよくあります。
膨らんでいる場所が数個くらいであれば市販のニキビ薬を塗って早めにケア。
もし、ニキビの周りにも炎症が広がっている場合は、グリチルリチン酸やビタミンC誘導体など“抗炎症作用”のある成分が含まれている化粧水を一緒に使っていきましょう。
黄ニキビの特徴と原因
黄ニキビは画像のように、ニキビの先端がプクッと膨らんでいる状態のニキビ。
先端が白く見えることもあり、白ニキビと間違われることが多いですね。
このように膨らんでしまう原因は、赤ニキビで増えたアクネ菌をやっつけるために集まった白血球が死んで、膿(うみ)になってしまったからです。
この状態までなってしまったら、ニキビ跡にしないことが重要。
治し方としては3つの方法が考えられます。
- 市販のニキビ薬を使って治していく
- スキンケアで悪化させず、自然にポロッと取れるまでガマン
- ニキビを潰して、中の膿を出す
おすすめは赤ニキビの治し方同様、「スキンケア+ニキビ薬」ですね。
化粧水で悪化を防ぎながらニキビ薬を使うことで、黄ニキビの治りも早くなります。
薬はビフナイトやクレアラシルのようなイオウ配合で肌を乾燥させるものでなく、抗菌・化膿を抑えるテラ・コートリル軟膏がおすすめ。
潰して膿を出す方法で治すこともできますが、炎症・悪化している黄ニキビを潰すとニキビ跡になるリスクが高くなります。
指や爪でプチッと潰すと膿がしっかり取れなくて悪化するだけです。
つい潰したくなりますが、潰す場合は皮膚科の先生にお願いしましょう。
大量の赤ニキビで重症になっている場合は要注意!!
画像のように大量の赤・黄ニキビが密集した重症な状態になっている方もいると思います。
紫ニキビとも呼ばれ、ここまで進行している場合は皮膚科に行きましょう。
それと同時に以下のことをチェックしてみてください。
- お菓子をよく食べる、間食が多い
- ジュースやコーヒー、お酒をよく飲む
- ファーストフードやインスタント食品をよく食べる
- 野菜や果物を全然食べない
- 寝不足、寝る時間が不規則
- 便秘気味(2~3日に1回しか出ない)
- 口臭、体臭、おならや便が臭いと感じる
当てはまるものはいくつありましたか?
皮膚科でもらえるディフェリンゲルや抗生物質+ニキビケア化粧品を使うと共に、食生活の改善して腸内環境を良くしていくことを考えていきましょう。
ここまで悪化するとニキビ跡になる確率が高くなるので、絶対に放置しないでくださいね。
まとめ
自分のニキビが何ニキビか?どこまで悪化してるか分かりましたか?
ニキビの種類によって治し方も変わってくるので、写真と比較して確かめてください。
- 白ニキビ…白いポツポツ。洗顔中心に治していく。
- 黒ニキビ…毛穴が黒くなっている。毛穴ケアできる洗顔で治す。
- 赤ニキビ…赤く腫れている。ニキビ薬と抗炎症成分で治す。
- 黄ニキビ…膿が溜まって膨らんでいる。ニキビ薬とスキンケアで治す。
- 重症ニキビ…赤・黄ニキビが大量。皮膚科に行く、食生活の見直し。
大きく分けると炎症しているかしていないかで治し方が変わります。
大人ニキビと思春期ニキビという分け方もできますが、できる原因が違うだけでニキビの種類や治し方に違いはありません。
あなたのニキビの種類に合わせた方法で早くニキビを治していきましょう。
以上、ニキビの種類とその原因になります。
最後までご覧いただきありがとうございます。